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広報ブログ:掲載されるプレスリリースとは⑥

「掲載されるプレスリリース」とは何か

それは、

①驚き(サプライズ:SURPRISE)
②新しさ(ニュー:NEW)
③社会性(ソーシャル:SOCIAL)

です。それぞれの頭文字を取って、「SNS」と覚えてください。

今日は、③社会性(ソーシャル:SOCIAL)についてお話しします。

このブログの第1回「商品出世PRの鉄則」でお話した通り、
マスコミの記事・番組に、いち民間企業の広告を掲載することはできません。

そんなことをしようとすれば、以前ご紹介したように
「広告するなら、カネをくれ」と言われておしまいです。

何しろ、大卒で新聞記者になって、もし経済部に配属されたら、その初日の、いの一番に、先輩に叩きこまれることが、「企業の宣伝をするな」だそうですから。

これは実際に神戸新聞の記者さんに言われた実話です。

前の会社で広報担当をしていた時、新商品が出るので記事に取り上げてもらおうと思い神戸新聞さんに電話したら、「実は、今度担当が変わりましたので、新しい担当の者と一緒にご挨拶に伺います」と言われ、2週間も3週間も待たされた挙句、ようやく来られたと思ったら、若い女性が1人、ぽつんと会社の受付の前で立っておられました。

もしやと思い、声をお掛けしたら、「そうです、神戸新聞です」。お話をお聞きしてみたら、1カ月前に入社したばかりの新入社員。「前の担当がバタバタして今日は来れなくて、申し訳ありません。私1人で来ました」。「正直、ウチの会社もなめられたもんだなあ」と思いました。

とはいえ彼女のせいではありませんから、心の中で「やれやれ、ちゃんと取材してくれるのかなあ」と思いながら、一生懸命商品説明を始めました。まだ取材には慣れていないみたいで、質問もおぼつきません。「大丈夫かなあ」と思いながら、さらに新商品の特長をベラベラと調子に乗ってしゃべっていたところ、その衝撃の一言です。

「あの、ウチの部署(経済部)では、入社1日目に、先輩から『絶対、企業の宣伝部にはなるなよ』ときつく言われるんです。

『経済部にいるとどうしても企業の方と直接話をする機会が多いのでついつい企業の視点になりがちなんだけど、それをやったら新聞記者じゃないからな』と言われているんですよ。ですから、中島さんのおっしゃるようなことは記事には書けないんですよ」

言われてみれば、おっしゃる通り。それをやっちゃあ、記者としておしまいよね。そんな、少し考えれば当たり前のことを、たかだか1カ月前に記者になったばかりの新入社員に教えてもらうなんて・・・恥ずかしいやら、くやしいやら。情けないやら。

ほんとにこの時はこたえました。

彼女のおかげで、目が覚めました。こんなことやってたら、いつまで経ってもマスコミの誰にも相手にされるわけないよね。

心に刻み込みました。企業が自社都合で言いたいことを言っても、マスコミには誰にも相手にされない。「あの広報は分かってない」と陰で言われて、むしろマスコミは誰も来てくれなくなる。新入社員だからこそ、ポロリと本当の事を教えてくれたけれど、普通は誰もいちいちそんなこと教えてくれない。黙って去って行かれるだけです。

この神戸新聞の記者さんは、その後定期異動で田舎の支局に行きましたが、今でも年2回、私が個人的にやっている神戸広報関係者の会に参加してくれています。移動が決まった時もいの一番に連絡してくれました。

彼女の一言がとても勉強になったことは、恥ずかしくてまだ本人には言っていませんが、今でも心から彼女には感謝しています。

それはさておき、③社会性です。

ヤフーニュースは、いろいろなメディアから提供された情報を、独自の視点で選別して、ニュースサイトに掲載しています。

その選別基準が、「社会性と公共性」だそうです。
(菅野 夕霧「ヤフートピックスを狙え」新潮新書より)

どういうことか?

「『ヘルシースナッキング』という新商品を発売」では、マスコミは掲載してくれません。

「アメリカのセレブの新・食習慣、太らないおやつ『ヘルシースナッキング』新発売」と
書いてあって初めて「掲載してもいいかも」と思うのです。

なぜなら、それは、もしかしたら「新しい流行の兆し」かもしれないからです。そうすると、それはいち民間企業の商品ではなく「社会現象の兆候」となり社会性を帯びてきます。

ヨーグルトやヤクルトではダメですが、「腸活」というトレンド紹介の一環としたなら紹介してくれやすくなります。

「カルピス生誕100周年」は、カルピスがいち民間の商品ではなく、もはや「社会的に認知された健康飲料」というポジションを獲得しているからこそ取り上げてもらえるのです。

残念ながら、貴社の新商品では、そうはいきません。

明日は「③社会性」の続きです。

 

志と想いを伝え、プレスリリースで埋もれた商品を世に出す

商品出世PRプロデューサー 中島PR 中島史朗でした。

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